BCon女性座談会
年齢、性別、国籍の有無などに関係なく、それぞれの働き方で活躍できるのがBConの魅力。
社内風土やキャリア、成長について、4名の女性社員にインタビューしました。
新たなキャリア形成のあり方を
自ら創り出していく
勢口 裕美
1999年入社
IPC本部 ヒューマンキャピタル&サーベイソリューション部
診断サービスグループ 課長代理
垣内 悠里
2011年入社
営業本部 東京チーム リーダー
鈴木 彩奈
2012年入社 支援本部 経営管理部 経理・請求チーム 係長(現在育休中)
長妻 美智子
2018年入社 営業本部 東京チーム チーフ
―― なぜ、この会社を選びましたか??
垣内/
私が仕事選びにおいて重きを置いていたことは、「この仕事を一生続けられるか」ということです。当時から、女性ならではのライフイベントである結婚や出産に関して強い執着はなく、とにかくバリバリ働き続けたいということがポイントでした。そんな中、自分の頑張りや成果に対しての対価をいただけるのが、コンサルティングという職種であると思いました。BConは、ある程度の経験を重ねてからコンサルタントになるといったキャリアステップがあり、長く働きながら、経験を積んでいけるというイメージ像が明確に描けたため入社を決めました。とくにBConは、現場での人との関わりや経験を大切にする現場主義であるということも魅力的でした。多くの実体験をもとにした事例などをたくさん持ち、人間味のあるコンサルタントになりたいと思いましたね。
長妻/
私も垣内さんの考えにとても共感できますね。私は両親が共働きのため、女性が働くというのは当たり前と考えていました。また、学生時代は海外に一人で渡航した経験があり、早くから自分のことは自分で考えて決断するという考え方が根底にあります。ですから、職選びの際、「自分にできることは何か」「私はどうなりたいか?」とよく自問自答していました。コンサルタント業界は、組織の経営などを担う方と他社よりも多く出会う機会があり、お客様との関わりの中で自分自身の成長の幅が広がると思い、志望しました。
勢口/
私は思春期時代に形成された価値観が仕事選びの原点でした。子どもの頃に約5年間フィリピンに住んでおり、そこでの暮らしを通して子どもながらに「豊かに生きる」という価値観を育んだように思います。その後帰国し、ある種の衝撃を受けたんです。というのも、日本人は経済的に豊かなのに、心が貧しく、「生きる」ことや「働く」ことに真のやりがいや意義を見出せていない疲れた大人が多いと思ったからです。 また、就活の軸として「心理学」と「教育」というキーワードに着目していました。多くの人が組織の中で自分らしく自己表現ができたり、自分の価値を見出したりできるお手伝いができないかと思い、コンサル会社を志望しました。BConは机上の空論でなく、人の心の動きや人間的な部分に焦点をあてることを大切にして人や組織の能力を発揮するための伴走者であると感じたため、入社を決めました。
鈴木/
私は前職で営業をやっていました。今後のキャリアを考えたとき、専門知識を身につけたいという希望があり、転職活動の中見つけたのがBConの経理職。経理だけというよりも営業事務も兼任するような職務内容にも惹かれました。また、BConは私が入社した2012年頃からすでに家賃補助など福利厚生が充実していました。待遇とても魅力に感じましたね。
―― BConの女性のキャリアは実際、どんな印象ですか?
長妻/
女性の先輩方の働き方の多様性は本当に柔軟で、決まりきったレールではなく、これまでになかったキャリアケースを常に創り出していけるような環境にあると思います。女性や男性にこだわらず、すべての社員が自由な発想で自分自身のキャリアを開拓していける環境ですが、とくにさまざまなライフイベントが訪れる女性のキャリア形成において、BConの人に寄り添い尽くす企業風土が活かされていると感じています。
鈴木/
そうですね。私は現在第一子の出産を控えており、今後のキャリアや人生について、いろいろと考えている最中です。これまでのように100%仕事に没頭することは難しくても、今の仕事は事務職がメインで在宅勤務への障壁が少ないため、私なりの働き方を模索していければと考えています。出産を控える私が、キャリアを選択するかどうするか、悩める環境は恵まれているとも思っています。出産したらセーブするとか、復帰しても席がある、とかではなく、どんなキャリアを形成していこうかと悩んでいます。
勢口/
私は3人の子を持つ母ですが、私も妊娠中は今後100%仕事に打ち込むことは難しいと感じていました。昔は仕事自体が自分の価値でしたが、出産・育児というライフステージを迎えて時間の制限が出てきた中では、仕事のみに注力できないので、限られた時間の中で最高のパフォーマンスを発揮する為に濃度の高い仕事をするという考え方に徐々にシフトしていきましたね。でも、当時第三子産後復職1年で管理職に就くことになったのには驚きました。嘘でしょ!?って(笑)。その時も上司が相談に乗ってくれて、管理職で時短勤務という当時はまだ珍しいケースも快く受け入れてくれたことに感謝しています。今はたくさんモデルケースができたけど、当時から会社が柔軟に対応してくれていました。
垣内/
勢口さんのお話のように、BConには結婚や出産を経験して活躍するさまざまなモデルとなる先輩がいるので、多くの働き方の選択肢があると感じています。結婚しても出産しても子育てしながら働き続けられるという認識が社員の意識に定着していて、多様なキャリアの形成に期待できます。私は入社当時から、とにかく働きたいという想いが強かったです。コンサルタントとしても仕事に入ったとき、男性だから女性だからっていうよりも「垣内さんだからお願いしたい」とご依頼いただくことがあり、その人自身の価値を認めてもらえる感覚が強かったです。自分の頑張りや成果に対しての対価をいただけるのが、コンサルティングという職種であり、今こうしてさまざまな経験を積みながら仕事に打ち込めていることに喜びを感じています。
長妻/
私は結婚して3年目でこれから子どものことも考えています。今後どうなりたいか?をいろいろと考えているところです。先のことを考えると不安にもなりますが、それを聞いてくれる上司や同僚がいるので心強いです。ここはリアルな悩みもきちんと声に出せて、やりたいことや不安に思っていることも受け入れてくれる良い環境だと感じています。
垣内/
そうですね。一人ひとりのことを考える文化が前提にあって、そのためにどのような環境を整えたらいいか?を本気で考えてくれていますね。私の場合、複数拠点の中の一チームのリーダーになりその後自分の適性を考え、入社当初からの強みを活かし、大企業専任で新たに立ち上がった営業チームに異動させてもらいました。そこの設立メンバーになり、また新たな見識を積んでコンサルタントになりました。コンサルタントをしていた日々は本当に充実していたのですが、今後更にコンサルタントとして活躍していく為の専門性を模索することと、体調面を考えて営業に戻らせてもらいました。いろいろな選択肢を諸先輩方と一緒に考え、キャリアを築けることはBConの多様な価値観を受け入れるという風土、文化だと思いました。 コンサルタントになってから、より専門性を磨いて勝負していきたいという思いを持っていたため、営業に戻るという選択は「戻っている期間にもう一度より深く学び、もう一度コンサルタントになろう」と、ポジティブに考えました。
勢口/
垣内さんみたいにまたコンサルタントに戻るのもいいですよね!この会社は誰かが一人で悩んでいると、すぐに気づいてまず話を聞いてくれる人ばかりですね。それだけでなく、たとえば「内勤が難しいなら営業はどう?」とか「新しいプロジェクトがあるんだけど、こんなことで協力してもらえないかな?」というように、どこまでも親身にそれぞれのことやどうすればその人が最大限に活かされるかを考えてくれます。そのあたりはお客様に組織課題の解決をしている企業として有言実行していると感じます。
鈴木/
私も皆さんと同じで、400人400通りというように、一人ひとりに合わせたキャリアの選択肢を与えてくれていると感じています。復帰後はリーダー職を希望しないママもいるので、そういう方にはそういった道を作ってくれますし、逆にやりたい人に対しては、希望に沿えるように合わせてくれるような風潮があります。BConは本当に柔軟な会社だと思いますね。
―― BConにおける女性の活躍や成長スピードについて感じることはありますか?
勢口/
まず、女性も男性も関係なく、成長できる機会が平等に与えられる組織と感じていますね。 BConは業務の幅を限定することなく、若いうちから責任のある仕事を任せてもらえる風土があります。「文化」とも言い換えることができますが、マーケットは自分次第で見つけられますし、どんなお客様にどのような提案を行うか?ということも裁量を持って一任してくれます。若手のうちは「あなたはこのお客さんにどんな提案をしたいの?」と問う上司に対して、悶絶しながらも様々な先輩にアドバイスを頂きつつ自分の心にちゃんと落とし、最適だと思われる提案書を作って見てもらうプロセスを何度も繰り返しました。答えを人に見つけてもらうのではなく自分で探し、自分が芯から納得する方法を見つけ、行動する。それが若い時から成長スピードが速い理由の一つだと思います。
長妻/
そうですね。他社の話を聞くと、初めは上司から与えられた仕事をこなすことも多いようですが、BConはターゲットの選定から目標地点までの地図の描き方は一人ひとりに任せてくれています。もちろん、行き先がわからなければ自発的に情報収集する力も求められます。その点少し難しく感じられるかもしれませんが先輩たちに常に相談しながら進められますし、面白みや自分を動かす原動力になる部分でもありますね。
垣内/
BConは、年次や性別に関わらず仕事に打ち込む人が多い会社だと思います。20代後半には自分のスタイルを持って仕事をしている人がほとんど。経営者を前に若さは理由にならずプロフェッショナルであることが求められますし、自分で考えること、期待に応えることも求められる。自分の責任の中で失敗も成功もたくさん経験できる環境で鍛えられたという印象です。でも全体的にきつい、しんどいという印象ではなく、成長を感じられるから楽しかったですし、今も楽しんでいます。
鈴木/
20代でマネジメントを経験することができるのは、30代のキャリア形成にも復帰したあとのことも選択肢が広がるのかもしれませんね。確かに、子どもを産んで時短で働いている女性の先輩は、仕事ではビシッとやるときはやる。プライベートも楽しみながら働いている人が多いですね。管理職でバリバリの人もいれば、子どもが小さいときは仕事もセーブして、落ち着いてきたら仕事にシフトする、といった人もいます。いくつになっても自分でキャリアが選択できるんだと先輩ママを見ていて感じます。
垣内/
確かに私もこれまでに上司から、仕事の開拓をしろ、あそこに営業に行け、などと言われたことはないですね。じつは私の場合入社1年目の時、仕事に対して前向きに取り組めない時期がありました。そのときも上司は「休みたい時に休んだらいい」「まずは営業を好きになって、自分がこれだ!と決めたことに対して一緒に取り組もう」という姿勢を見せてくれていました。普段から仕事以外のプライベートの相談や悩みなどにも親身になって耳を傾けてくれていましたね。その結果、仕事への取り組み方にも変化が生まれて上司と一緒に商談に行ったら仕事がおもしろいほど決まるようになった経験もあります。
勢口/
そうですね!この仕事は裁量があるものの、決して一人ではできない仕事だと思います。だから一人でやる!とか、やりきる!みたいなものではなく、自分自身が舵を持っていることに変わりはありませんが、その背後にはあらゆるスキルや経験、ノウハウを持った「サポーター」がたくさんいてくれますよね。社内のメンバーが案件や状況によって、最適なチームを組んでやっていくというイメージがあります。
長妻/
BConで働く多くの人は、今何のために働いていて、これからどうなっていきたいのか?ということを重視している人ばかりだと思います。仕事だけでなく、一人ひとりの人生における目標やビジョンをチーム内で共有しているため、そのビジョンを踏まえて普段からリーダーがいろいろとアドバイスや問いかけをしてくれることも多いです。そのたびに私自身の内省にも繋がり、結果的に良いパフォーマンスやアウトプットができていると思います。
鈴木/
私が働く部署でも普段から自分自身を内観できる人が多いと感じます。それは、新人の時代から、「なぜ?」「あなたはどうしたいの?」を常に聞かれたり、求められたりする環境にあるため、自分で考える力が身につくからだと思います。常にキャリアや人生を一緒に考えてくれる人が周りにいることも、人を成長させることにつながっており、それはBConの文化ですね。私の部署では、一人ひとりが専門性を活かして効率を向上させて、業務改善をしていくということに着目しています。時代の変化の中、DX化の促進やバーチャルオフィスの導入など、皆が積極的に情報収集をする姿が見受けられますし、管理部門にも意欲的なメンバーがたくさんいます。
勢口/
BConのそういった文化やエネルギーの根源は、『組織の基本構想(BConの指針となる考え方が書かれたもの)』から成り立っている部分が大きいと思います。 「やりたいと思っていることは、人が止めるまでやれ!ただし、ストップがかからずやりすぎたときは当人の責任ではなく、上役や周りの責任である」「野球は9人で仲良くやるものではなく、一人でやるんだ!という意識の9人が協働してはじめてプロ集団のチームワークになる」等、目指す組織像・人物像の在り方を共有してもらっています。『組織の基本構想』が私たちのバリューの素地になっているのだと思います。
―― 学生さんへメッセージをお願いします!
長妻/
自分の道は自分で切り拓く。そしてそれは仕事だけに限らず、自分がどんな人間になりたいのかを一緒に考え、サポートしてくれる人がBConにはたくさんいます。私はここに入社して、いろいろなことに思いを巡らせ、考えるのって楽しいと思いました。受け身でいることは楽だけど、私は自分の人生だから、とことん自分で考え続けていきたいです。人生やキャリアについて考え尽くすことは、学生時代には味わえない特殊な学びがあると思います。
垣内/
自分自身が主体となって、仕事やキャリアも含めた人生を創っていける会社だと感じています。自分がなりたい姿を描けば、ここはそれを共に考え、バックアップしてくれる人ばかりです。どんな話もまるで自分ごとのように受け入れてくれます。自分の人生は、自分で決めていけるんだよといつも背中を押してもらっている気持ちになって、私もまた誰かのためになりたいと思えます。
鈴木/
BConは、一人ひとりに広いキャンパスを用意してくれる会社です。私自身は初めから、今のように自分の人生を自由に描くことはできませんでした。リーダーになるなんて入社当初は思ってもいませんでしたが、ここで与えられたものをスポンジのように吸収していくと、リーダーになるまでに成長できました。みなさんも自分の枠や限界を決めずにチャレンジ精神を持っていただけたらと思っています。挑戦できる場が豊富なため、いろいろと経験したいという方ともぜひ一緒に働きたいです。
勢口/
私自身BConは、「自己革新組織」だと感じています。自分だけの人生をクリエイトしていきたいと考えている人が集まっているんです。ですから男女関係なく、自分の人生をより良くしていくことにコミットできる方にとって、ここは最適の環境だと思います。また、自らが未来を描くことはもちろんですが、決して孤独ではなく、「あなたはどうしたいか?」という希望や想いを周囲が常に聞いてくれる機会に恵まれています。仕事をしていても業務単体で切り話された話をするというよりかは、「この業務を通じてどうなりたいの?」「あなたはその仕事についてどうしたいの?」と自分のWill(意志)を聞いてもらうことが多く、そんな日々の小さな自問自答するループが考えるための頭の筋肉になり、鍛えられるんだと思います。それを繰り返すことで内省思考を養っていくのだと思います。レールに留まることなく、人生の舵取りを自らが行い、新たなモデルを創り出していくということに共感できる方はぜひ、BConの扉を叩いてほしいと思います。