確かな成長が実感できる場がここに。

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MAIKO KUMAGAI
熊谷 麻衣子
2003年新卒入社
IPC本部 HC-MSチーム
コーディネーターコンサルタント

結婚、育休を経て復職。
専門性あるチームのリーダーとして
理想の働き方を実現する

「不祥事予防」から、
クライアント企業の明るい未来を考える

コンサルタントとしてモニタリングソリューションの提供を担当しています。例えば、文部科学省主導の不祥事予防研究のリーダーを務められた、岡本浩一教授の監修のもと、心理学的アプローチを取り入れた従業員向けのサーベイを開発し、組織定着までお手伝いをしています。データ集計後は分析結果をもとに、企業の根幹にある問題点や傾向、課題などを可視化することも重要な役割。BConではこれらのサービスを総じて「モニタリングソリューション」としてパッケージ化してお客様に提供しています。

これまで数多くの組織開発に関わり、組織のリアルがわかっているからこそ、私たちのサービスは机上の空論では終わりません。データを活用しながら、メーカーや大手商社をはじめとする、ナショナルクライアントの役員会などでの報告をする機会もあり、非常に影響力のある仕事に関わることができます。もちろん、責任の重大さから、眠れなくなるほどのプレッシャーを感じることもありますが、それだけの大仕事をやり遂げたときの達成感はなにものにも代え難いやりがいに溢れています。お客様である企業が、社会に信頼され、期待され続けるために、私たちの仕事がその一翼を担えるということはとても価値があり、意味があるソリューションをお届けできていると感じています。

営業→コンサルタント→チームリーダー。
専門性を積み重ね、理想の働き方へ

現在チームメンバーは計4名在籍し、私はチームリーダーとしてすべての案件管理や人材マネジメント領域に携わっています。2003年に新卒として入社以降、初めに配属されたのは新宿営業所。3年後には、コンサルタントとしてデビューすることになり、ここで多くの経験を積ませてもらいました。もともと学生時代に、社会心理学を学んでおり、アンケート調査などをしていました。就職活動時は学んだことが活かせる仕事に就きたいと考え、外資系のコンサルタント会社も視野に入れていました。

しかし、サポートやアシスタント的な介入ではなく、専門性を活かしながら主体的に活躍できる企業がないかと考えていた中、出会ったのがBCon。入社の1番の決め手は、実力主義であり、自律を重んじる組織風土に惹かれたから。結婚、出産を経て復職をしても、現在のようなより専門性のある道が拓かれたのはBConの新しいことを取り入れる柔軟な企業姿勢があるからこそです。

現在の部署に配属になったのは、入社して3年目を迎えた頃のことです。大学のゼミの教授であった岡本教授が、ある不祥事が起きてしまった企業から、モニタリングのオファーがありました。教授から仕事のご相談があり、それを上司に伝えたところ、営業所長、役員、社長、とトントン拍子でつながって、役員や社長とともにプロジェクトチームを組み、事業化に至りました。驚くほどスピード感のある展開で社長のフットワークの軽さや柔軟さに驚嘆し、感銘を受けました。年次も関係なく、新規プロジェクトを立ち上げてくれたこのスピード感は、BConならではの強みだと感じます。

データから組織を読み解き、リアルに触れる

私たちが提供するソリューションにおいて、得られたデータの分析結果をいかに活用していくかが大きなポイントとなります。ある大手メーカーでのコンプライアンス活動のアンケート調査は、数万人のデータを集め、それによって社員が商品を売り続けていかなければならないというハイプレッシャーを感じていることが判明しました。そのことが原因で架空の売上計上がなされている事態も明るみになり、企業は抜本的解決に乗り出しました。原因を辿っていくと、上司部下間のミスコミュニケーションが生じていることがわかり、私たちはクライアントとともに、現場社員へのケアを施し、健康な企業活動へと導いていきました。

社長は、以前から肌感覚で感じ取っていた社内の綻びがデータと一致したことを真摯に受け止めておられた様子でした。データを分析して読み解き、仮説をもとにクリエイティブする。

また組織開発というリアルを知っているBConだからこそ深い考察ができ、その後も長期的なアクションまでお付き合いできる。仮説がハマったときは快感です。このように活きたデータ分析、活きたクリエイティブができることがBConの強みですし、私たちの知識やノウハウが不祥事の再発防止や企業体質の見直しにつながっていくことがこの上ないやりがいになっています。

個々の専門性ある人材からなるチームとして

BConには、それぞれの専門性を活かした人材が多く存在します。しかし、今後さらに多くのクライアントへのソリューションを提供するには、一つひとつの役割を細分化して分業化していくことではないかと感じています。たとえば、私のようにクライアントとも直接やりとりする人材もいれば、バックオフィスで有用なデータ分析を行うデータアナリストのような人材も大切。おもしろいことに、データや数字から読み取れることは多くあります。

数字の背景を汲み取り、考察していくことが好きな人は、BConで活躍できるフィールドがあるでしょう。あるいは、基礎的な知識がなくても、たくさんある情報の中から価値がある情報をサジェストできる力がある人もいい。そうなると、統計だけでなく、クリエイティブな発想力がある人にも向いていますね。そういった多くのカテゴリーから成るチームとして、今後もあらゆるクライアントの力になりたいと思っています。現在はテレワークが主流になりつつありますが、私のチームメンバーは、仕事はきっかり定時に終える人ばかり。私自身は2児の母であり、休日は仕事しないスタイルを徹底しています。チームや在宅で取り組んでいるため、子どもが熱を出したときなど、チームでフォローし合うこともできます。若いうちからBConで働き、スキルや経験を積んできたため、現在は自分自身でタイムマネジメントを行い、仕事も家庭も無理なくポジティブに取り組めています。そして何より、コンサルタントという専門家として働けることに喜びを感じる日々です。

 

休日の過ごし方

休日はできるだけ家族で過ごすように心がけて、わんぱく盛りの子供たちと全力で遊んでいます。休日にピクニックを兼ね自然がたくさんある公園でととことん遊び尽くすことはリフレッシュにもなり、モチベーションの源にもなっています。子供たちの成長がなによりも嬉しく、しあわせな時間です。