それぞれに輝ける場所があることを教えてくれた クライアントにも社員にも寄り添い伴走する企業

「趣味」と「コンサルタント」の両立
本気で叶えたい働き方を求めた就職活動

私がBConへの入社を決意した理由は大きく2つあります。1つめは、私が学生時代から屈指のアイドルオタクだということです（笑）。というのも、BConには全国転勤の可能性があります。全国転勤があれば、全国のアイドルを応援できるし、仕事と趣味の両立が叶うと思ったことが私の胸を弾ませていました。２つめは、実家は稼業を営んでおり、私がいつか継ぐことになる前に、多くの経営者と会って、経営者が何を考えているのかを知りたいと思ったからです。就職活動時は、BConのほかにも、広告代理店や商社なども受け、内定もいただきましたが、ここでは趣味の話をしたときの担当者の食いつきがとても良かったし、肌が合う感覚がしました。面接されているというよりも、なんでも素直に話せた居心地の良い会社、という印象が強く心に残ったんです。

2年間、獲得案件ゼロ。
伝えるべき価値に気づけなかったもがき苦しんだ時代

BConの刺激的で温かな環境に迎え入れられた私ですが、じつは入社後約2年間、まったく仕事が取れず、社内でも有名なほど営業成績がよくなかったんです。初めに配属された名古屋営業所では後輩に営業成績を抜かれたり、ネガティブに退職を考えたりもしました。そんな私に周囲の人はどんなふうに対応してくれたのかというと、「なんで売れないんだろね」と声をかけてくれたり、一緒に悩んでくれたりと、もちろん𠮟咤激励もありましたがBConならではの包容力で包んでくれていました。見捨てず、強く咎めることもなく、仲良くしてくれる人がたくさんいたんです。

一方で、自分自身を振り返ってみると、当時の私は、自社のサービスが本当に良いものかどうかわかっていなかったのだと思います。企業や組織、人の力を引き出して企業が変わるという本質的な商材。無形商材にもかかわらず、モノを売ろうとしていたというか、パッケージを売ることが数字をあげることだと思っており、それが本当にお客様にとっても良いものなのかも自信がなかったのです。もっとそこにクリエイティブな支援があるにも関わらず、そこに気づけていないことが仕事に結びつかない要因だったのだと思います。

クライアント企業のDX 促進にアプローチ。
遅咲きの花が咲いたのは、上司の救いの手があったから

現在は、2019年に立ち上がったデジタルソリューションの分野であるラーニングプラットフォームsol.部でプロモーター（導入提案）兼クリエイター（導入支援）として働いています。具体的には、UMUという動画を活用したオンライン学習のプラットフォーム商材を取り扱っており、クライアント企業におけるDX促進や、とくに在宅勤務が主流にありつつある企業の利益の高め方・人材の育成方法を促進していくことを目的としています。顧客はメガバンクや大手チェーンから地方の70人規模の会社まで業種や業界問わず対応しており、フルカスタマイズ可能なシステムでそれぞれの企業への最適な導入をサポートしています。本来のBConの組織開発が持つノウハウとシステムを組み合わせることで、システムのみを提供している会社との差別化、さらなる付加価値を提供しています。

おかげさまで、私は現在この部署でコンスタントに数字をあげられており、趣味のオタ活には頻繁に飛行機を利用して励むことができるほどの地位を確立し、心のリフレッシュを得るとともに仕事への充足感も増しています。

なぜ、開花したのか。
正解のない時代で、ひとつの武器を正解にしていく。

ここへの配属は、新規部署立ち上げの公募へ手を上げ、担当役員いわく、私はオタクなので、一つのことをさせたら突き詰める才能があると思ったそうで、まさに、当社の基本構想にある「鉢植えを変えればちゃんと咲く」を体現するチャンスを与えてもらいました。これだけ世の中が変わる中、何が正解かなんて誰にもわかりません。過去にあれほど「売れない営業マン」だった私が、今は社内で輝けているのは、一本の武器を研ぎ澄ませていけたから。私はオタクなので、好きなものをプレゼンすることが学生時代から非常に得意で長けていました。営業時代に気付けなかった自社の本質的な強みを理解した今、私の「好き」と「仕事」がリンクしたのだと思います。

誰ひとり見捨てない。
多様性を受け入れてくれる企業風土が魅力

私のように成果があがらなかった時期を過ごしてきた者でも、的確なポジションを与えてくれるBConは、いろんな多様性を受け入れてくれる土壌があります。自分自身が切磋琢磨して成長することも大切ですが、どちらかというと会社が成長する機会やチャンスを常に用意してくれているのです。仕事に人が付くのではなく、人に仕事を付けるというニュアンスですね。視点を変えれば、何でもチャンレンジさせてくれるし、新たな自分を見つけることもできるかもしれません。私がそうであったように、誰にも個性や興味を活かせる仕事があります。

どんな人がBConに向いているか？ということをあえて表現するなら、「オタク気質」がある人ですかね（笑）。何でもいいです。人に語れる専門性や好きなものがある人は、仕事も時代も変化していく中で自分の武器を磨き続け、力を発揮することができると思います。

一人ひとりを見つめ、長期的に人を育てていこうというこの風土は、個性を強みとして、引き出してくれる。これまで何かに熱中してのめり込んできた人も、その熱量を仕事で活かせるかもしれないし、ここはきっと見つけてくれる場所。今は何もなくても、ここで見つけられるかもしれない。実際にそれを経験した私だから、大きな声で言えることです。

今も全国に出張があるため、仕事帰りにオタ活に励むこともしばしばです。また、最近事務所が秋葉原に移転したこともあり、内心私のための移転かと思いました。これからも仕事も趣味も好きなことをとことん突き詰め、私らしくここで働き続けたいと思っています。

休日の過ごし方

サブカルチャーも大好きですが、もう一つの趣味はロードバイクです。最初はサイクリング気分で乗ってたのにどんどんのめり込んで、自分の足で峠を上り、頂上から見下ろす景色は言葉にできない達成感を感じることができます。また各地で食べる料理も格別です。社内でも、共通の趣味を持つ社員同士で集まったりと、楽しく休日を過ごしています。