白井 亮介
営業本部 アカウント マネジメント セールス
セールスマネージャー
お客様の参謀役として、信頼関係を築き真の問題解決を目指す。
子どもの頃からNo.2、「参謀役」が好きだった
就職活動では、「自分で道を選ぶ最後の選択だ」という考えの下、本当に興味のある会社だけを選んで採用試験に臨んでいました。その中でも軸にしていたのが「コンサルタント的な仕事をすること」でした。昔から自分が組織のトップに立つより、No.2として参謀役に徹する方が好きだったからです。振り返ってみると、小学校のサッカーチームでは副キャプテン、生徒会でも副会長でした。あえて業界を絞ることなく、コンサルティングを仕事にできる5社を選んで選考に臨んだ結果、大手の生命保険会社から内定をいただきました。ただ、親身に対応してくださったその会社の役員の方に、「ビジネスコンサルタントと迷っている」と打ち明けたところ、「研修を受けたけどとても良かった。いい会社だよね」と言われたのです。その言葉に背中を押される形で、最終的に当社へ入社することを決めました。
嬉しそうな社長の姿を見て、やりがいを改めて実感
私は現在、大手企業に向けた提案を専門で行う部署で勤務しています。中小企業であれば、経営者や役員と直接お会いして組織全体を変革するようなコンサルを行うことができますが、大手企業の場合、従業員数は何十万人単位となるため、人材育成や教育研修のご相談・ご提案の案件が多いです。ただ、最近では数千人規模の事業所に着目し、組織全体の変革を促すようなご提案にも力を入れています。
これまで中小企業から大企業まで、さまざまな会社の経営課題に向き合ってきました。特に印象深いのが、ある物流会社さんで行った組織改革です。現場での重大なトラブルが社長に報告されないなど、社内の血流が止まったかのような状況でしたが、さまざまなプログラムに取り組んだ結果、現場から社長に直接電話が入るなど、雰囲気が一変しました。社内の変化を目の当たりにして嬉しそうな社長の姿を見て、「お役に立てて本当に良かった」と思いました。
他社とコラボしながら、真の問題解決に貢献したい
今後は新たな事業領域を模索し、より幅広いソリューションを提供していきたいと考えています。コロナ禍により世界経済を取り巻く環境が大きく変わるなかで、現状維持で立ち止まっているようではいけない。当社も新たな仕事を模索していくべきだと強く感じます。
「自前で何でもできること」は当社の大きな強みですが、今はこれが逆に弱みになっているのではないかと感じる部分もあります。なぜなら、積極的に外部の企業とコラボレーションすれば、当社だけでは難しい課題をもっと幅広く解決できるのではないかと思うからです。
企業や組織が抱える課題は、以前にも増して複雑化してきています。当社が単独で手掛けられる領域の提案に終始するのではなく、例えば統計を専門にする会社とタッグを組んで新たなスキームを構築するなど、他の企業とも積極的にコラボレーションしながら、お客様の真の問題解決につなげていきたいと思います。
